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22/02/18

アルフレッサ、2024年5月に茨城県つくば市の新物流センター稼働開始

 

つくば物流センター完成イメージ

 

 アルフレッサ(本社・東京、福神雄介社長)は2024年5月、茨城県つくば市にグループ最大の物流拠点「つくば物流センター」をしゅん工する。医薬品のGDP(適正流通基準)に対応した施設に最新設備を投入し、関東で医薬品物流のさらなる高度化と効率化を図る。設備投資額は246億円。
 所在地は茨城県つくば市上横場2143。常磐自動車道と首都圏中央連絡自動車道が交差する場所に立地。敷地面積は約4万5000平方メートル、鉄骨造3階建てで、延べ床面積は約4万7000平方メートル。保管品目は最大2万5000品目。デパレタイズロボットやクロスベルトソーターなどの最新設備を導入。茨城県、栃木県、千葉県の3県全域に加え、埼玉県と東京都の一部の医薬品配送をカバーする。
 顧客への納品時に検品作業が不要なパッケージ納品を拡大し、納品時の検品時間の大幅削減に貢献。また、再生医療などの製品の専用保管庫を設置し、今後の市場拡大での超低温保管や輸送・輸送資材供給に対応できる体制を構築する。さらに、特殊管理品の流通管理プラットフォーム(基盤)にも対応する。
 建物全体は免震構造で、72時間稼働する大型非常用電源を設置し、災害時でも持続可能なセンター。また、入出荷口に二重シャッターなどを設置し、医薬品のGDPのガイドラインに準拠した管理体制を構築する。