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22/02/17

ヤマト運輸、処方薬をオープン型宅配便ロッカーで受け渡しへ実証

実証の概要(イメージ図)

 ヤマト運輸(本社・東京、長尾裕社長)は2月14日から、処方薬をオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」で受け渡す実証実験を開始した。24時間対応のロッカーサービスの拡充を図り、時間の有効活用やコロナ禍の感染防止対策など多様な荷物の受け取りニーズに応える。
 PUDOステーションはヤマト運輸と仏クアディエントシッピングの合併会社パックシティジャパンが運営している。今回の実証実験はコンビニチェーンの「セブン-イレブン」、調剤薬局・ドラッグストアチェーンのアインホールディングスと連携。川崎市のアイン薬局アトレ川崎店周辺のセブン-イレブン17店舗のPUDOステーションで実施する。
 対面またはオンラインで薬剤師が服薬指導を行い、患者が薬の受け取り場所として対象のPUDOステーションを選ぶと、ヤマト運輸が指定のロッカーに納品。患者は都合の良い時間に非対面で薬を受け取ることができる。実験は6月30日まで。