ＮＥＸＣＯ西日本、徳島南部自動車道の徳島ＪＣＴ～徳島沖洲ＩＣ間開通

　西日本高速道路（＝ＮＥＸＣＯ西日本、本社・大阪市、前川秀和社長）は３月21日、徳島南部自動車道の徳島ジャンクション（ＪＣＴ）～徳島沖洲インターチェンジ（ＩＣ）間を開通する。徳島南部における沿線道路の渋滞緩和、災害時の代替機能の強化など地域の発展を図る。
　開通により、徳島自動車道と徳島南部自動車道が接続。徳島ＪＣＴから徳島津田ＩＣまでつながる。開通区間は阿南市～鳴門市を結ぶ国道11号・55号に並行し、主要道路の慢性的渋滞の緩和が期待できる。
　また、南海トラフ地震による最大クラスの津波発生時に浸水被害が予想されるが、開通区間は最大津波浸水深さより高く、緊急輸送路としての機能が期待される。
　さらに、徳島沖洲ＩＣに隣接するマリンピア沖洲産業団地から県内および京阪神方面への流通効率性の向上で県内の産業活動の活性化などが期待できる。