中国横断自動車道姫路鳥取線、３月12日に全線開通

　西日本高速道路（＝ＮＥＸＣＯ西日本、本社・大阪市、前川秀和社長）は３月1２日午後３時、中国横断自動車道姫路鳥取線が全線開通する。鳥取市と姫路市・岡山市が自動車専用道路で結ばれることで、所要時間が短縮される。
　同日、兵庫県の播磨新宮インターチェンジ（ＩＣ）―穴栗ジャンクション（ＪＣＴ）間約11・５キロメートルが開通。兵庫県姫路市―鳥取市を結ぶ中国横断自動車道姫路鳥取線約87キロメートルが完成し、所要時間は開通前に比べ、鳥取市―姫路市で約20分、鳥取市―岡山市で約45分短縮する。
　全線開通による中国自動車道と山陽自動車道のネットワークの活性化により、今後、産・学・住の各機能が一堂に集う国際的な「播磨科学公園都市」との接続や災害時の交通機能の確保、山陰地方や播磨地域での観光・交流支援を生み出すとことが期待される。