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22/02/15

阪急阪神エクス、ベトナム現地法人がバクニンロジスティクスセンターを開設

 

バクニンロジスティクスセンター外観

 阪急阪神エクスプレス(本社・大阪市、谷村和宏社長)は2月8日、現地法人が首都ハノイ近郊のバクニン省にあるベトナム・シンガポール工業団地内に「バクニンロジスティクスセンター」を開設した。輸入部材の保管・配送拠点として、また、輸出入ハブとして顧客の多様な物流ニーズに対応する。ベトナム国内で3カ所目の拠点。
 バクニン省は、ハノイ・ノイバイ空港やベトナム北部最大の貿易港ハイフォン港へのアクセスに優れた立地。日系企業も多数進出しており、クエボー工業団地やティエンソン工業団地にも隣接。航空・海上・鉄道すべての輸送モードで、ベトナムの主要都市にアクセスできる。新センターの延べ床面積は6000平方メートルで、航空・海上輸出入貨物を取り扱うほか、在庫管理や検品、集配送も行う。
 同社はインドネシアやカンボジアなど東南アジア10カ国での拠点ネットワークと、これまで蓄積された物流を管理する一連のシステムノウハウを活用し、付加価値の高い総合物流サービスの提供を目指す。