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22/02/10

西濃、茨城県阿見町に「龍ケ崎支店」を開設

「龍ケ崎支店」外観

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、小寺康久社長)は2月7日、「龍ケ崎支店」を茨城県阿見町に開設した。配送リードタイムを短縮し、顧客満足度の向上を図る。また、物流倉庫を併設し、ロジ・トランスの新たな拠点として収益の拡大を目指す。
 龍ケ崎支店の所在地は茨城県阿見町よしわら2ノ27ノ1。圏央道の阿見東インターチェンジ(IC)から2キロメートルに立地。敷地面積は4万2127平方メートル。1階のプラットホームは186メートル×40メートルの広さを確保した。2階の物流倉庫の面積は8778平方メートル。このほか1階に事務所、応接室、乗務員控室、書庫、湯沸かし室、更衣室(男)、2階に会議室、食堂、休憩室兼更衣室(女)、多目的スペース、浴室、3階に仮眠室、娯楽室、女性ドライバー休憩室、管理人室を備える。

2月5日の開店式の様子

 茨城県南部はこれまで、柏支店や土浦支店が集配を担当していたが、中継が多発。支店から集配地域までの移動距離・時間が長くなっていた。新支店の稼働で配送の移動距離・時間を短縮する。
 圏央道周辺は近年、大型施設が建築ラッシュ。龍ケ崎支店近辺でも大型物流施設の建築が始動しており、今後も市場性が高く見込まれている。