• 物流企業

22/02/09

安田倉庫、24年度までの新中計で売上高650億円営業利益40億円を目指す

 安田倉庫(本社・東京、藤井信行社長)は2022年度から2024年度までの3年間を対象期間とする中期経営計画で、売上高650億円、営業利益40億円、営業利益率6%の達成を掲げた。
 先端技術を活用し、より付加価値の高い物流サービスを提供しつつ、不動産事業では保有する不動産の価値向上を図る。内政面では、多様な人材活用を図るとともに、DX(デジタルトランスフォーメーション)などにも取り組み、経営基盤を強化し、さらなる成長につなげる。
 物流では、提案型営業の深化やメディカル物流拠点の拡充、EC(電子商取引)物流サービスの拡充を図る。同時に輸配送ネットワークの強化も進める。
 経営基盤の強化では、多様な人材活用と専門人材の育成に磨きをかける。また持続可能な発展に貢献するとともに、コンプライアンスやリスク管理を徹底。新規事業の創出も進める。
 中計期間中の投資額も決定。物流事業に280億円、不動産事業に40億円、DXおよびシステム関連に40億円、合計360億円の投資を計画している。