• 物流企業

22/02/08

センコーGHD、ミライラボと資本提携で蓄電池物流の取り組みを加速

 センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)は1月27日、MIRAI-LABO (同・東京都八王子市、平塚利男社長)と資本業務提携した。蓄電池の生産・販売・リサイクルの物流プラットフォームの構築を加速し、エネルギー物流の新たな市場開拓と事業拡大を目指す。
 ミライラボは2006年4月設立。資本金は7億3000万円。太陽光路面発電技術や蓄電技術を軸に、多様な省エネ環境製品を開発。また、中古EV(電気自動車)バッテリーの劣化診断やリユース製品の開発などを手掛ける。
 センコーグループは昨年から、蓄電池物流の取り組みを本格化している。今回の提携を機に、ミライラボと提携先企業のサプライチェーン全般で、安定的な物流サービスを提供。また、新設の物流センターなどにミライラボらの省エネルギー製品を積極的に採用していく。さらに、グループ全体でEVトラックなどの環境対応車の導入を拡充し、「環境に優しい物流」を推進する。

蓄電池物流プラットフォームでEV用バッテリーが循環するしくみ