• 物流企業

22/02/04

西濃と日本GLP、相模原市と災害時協定

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、小寺康久社長)と日本GLP(同・東京、帖佐義之社長)はこのほど、神奈川県相模原市と災害時協定を結んだ。官民3者間の災害時協力体制を構築し、最短のリードタイムで被災地住民への支援物資提供を目指す。
 地震や風水害などの災害発生時、3者で連携して災害対応の体制を迅速に整える。相模原市の要請に応じ、日本GLPは先進的物流施設の「ALFALINK相模原」の倉庫および一部の共有スペースを提供する。また、同施設内の西濃運輸相模原支店が広域物資拠点の運営や避難所への救援物資の輸配送を担う。災害規模や物資調達の状況、被災者のニーズに合わせ、倉庫・荷役・配送業務を一括支援する。

 西濃運輸は昨年4月、東京都江東区の深川支店の施設提供で警視庁と災害時協定を結んだ。また、これまでも随時、全国各地の被災地への緊急物資輸送を実施してきた。
 日本GLPはBCP(事業継続計画)機能に優れた先進的物流施設の開発・運営を手掛け、これまでに全国の14自治体と災害時協定を締結している。