• 物流企業

22/02/01

丸和運輸機関、23年6月に「土浦新センター」しゅん工

 丸和運輸機関(本社・埼玉県吉川市、和佐見勝社長)のグループでEC(電子商取引)関連物流を手掛ける日本物流開発は2023年6月、茨城県土浦市に「土浦新センター」をしゅん工する=イメージ写真。4拠点ある既存の物流センターを新施設に集約し、流通業務の効率化や環境負荷低減を図る。投資額は約32億円。
 新センターの所在地は茨城県土浦市上坂田1467。常磐道土浦北インターから約1キロメートル。敷地面積1万6344平方メートル。建設面積は1万8742平方メートル。同社としては、災害規模の投資案件で、今後の事業拡大の重要拠点として位置づける。
 新施設では、4拠点ある既存の物流センターを集約し、新規顧客の誘致を計画。小・中規模のECサイト運営企業に対し、付加価値の高い流通加工などを含む物流代行を行う。
 日本物流開発はEC物流事業の分野で流通加工技術が強み。2020年8月にさらなる事業拡大と企業価値向上を目指し、丸和運輸機関と経営統合した。

4拠点を統合し、EC物流拡大の起点となる土浦新センター