• 物流機器メーカー

22/01/26

三菱重工、倉庫物流の「知能化」で荷役の自動化へ

 三菱重工業(本社・東京、泉沢清次社長)は2022年度、三菱ロジスネクストとともに、倉庫物流を知能化するプロジェクトの実証実験を行う。ピッキング作業や入出庫・入出荷作業の自動化ソリューションで、物流オペレーター不足の解決に貢献。独自のコア技術を確立し、メーカーなどの顧客に柔軟な物流ソリューションを提供する。
 実証試験の第一弾は飲料ピッキングの自動化。無人フォークリフト、無人搬送車、パレタイザーを連携し、複数のシステムを効率的に差配する群制御などの行動計画技術を構築する。実験および実証を通じ、三菱重工の∑SynX(シグマシンクス)コア技術の研究開発を進める。
 コア技術は三菱ロジスネクストのレーザー無人フォークリフトをはじめ、グループの製品に順次適用する。また、三菱重工と三菱ロジスネクストは今後、シグマシンクスと社内外の製品・技術を組み合わせた入出庫ソリューション、トラック入出荷ソリューションなどを開発する。

 

ソリューション実証(イメージ)