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22/01/25

南日本運輸倉庫ら、食品の鮮度を保つDENBA+3.0を関東の倉庫に導入


 南日本運輸倉庫(本社・東京、大園圭一郎社長)はこのほど、グループ会社DENBADISSが販売する鮮度維持装置「DENBA+3.0」を関東4カ所の倉庫に導入した。国内外に鮮度を維持したまま生鮮食品を届け、国産品の世界販路拡大やフードロスの解消を実現する。
 導入したのは栃木県の佐野チルド・フローズン物流センター、埼玉県の首都圏総合物流センター、三芳営業所、神奈川県の藤沢営業所。DENBA+3.0が物流倉庫に導入されるのは今回が初めて。
 DENBA+3.0は、水を共振させ水分子活性化することで一定範囲を凍結せずマイナス温度帯にすることができる仕組み。装置は、幅36センチメートル、奥行き23センチメートル、高さ11・3センチメートル。消費電力は8ワット、重量は8・3キログラム。鮮度保持や高品質冷凍、熟成などで使用でき、使用する環境、温度帯、食材によってさまざまな活用方法がある。