- 物流機器メーカー
22/01/25
日野自・アスクルら、小型BEVトラで電動車最適稼働管理の実証実験
アスクル(本社・東京、吉岡晃社長)、CUBE-LINX(同・同、桐明幹社長)、日野自動車(同・東京都日野市、小木曽聡社長)は1月19日、都内でバッテリー式電気自動車(BEV)の最適稼働マネジメントの実証実験を開始した。配送現場での効率的な車両運行などを確認し、電動車の開発・改良、導入・運用時の課題解決に生かしていく。
実証期間は1月19日~5月31日。アスクルの新木場物流センターで行う。配送業務で2台を使用し、車両の使い勝手の検証や運行管理、最適な充電管理とエネルギー利用量最適化の効果を確認する。
使用するのは、「日野デュトロ」のBEV。走行時に温室効果ガスを排出せず、環境に配慮した車両。都市部や住宅街での配送業務の作業効率も考慮した構造だ。
日野とCUBE-LINXのマネジメントサービスは、顧客の事業形態や車両の使い方に合わせた拠点ごとの稼働とエネルギー利用の最適ソリューションをパッケージ化。月額定額制サービスとしてワンストップで提供する。運行計画に関連するシステムや、CUBE-LINEの親会社である関西電力と共同開発中のエネルギーマネジメントシステムを融合し、最適な充電・配車計画と、電池残量を考慮した走行ルートの作成が可能になる。