• 物流機器メーカー

22/01/21

三菱重工G、倉庫の無人化物流ソリューションをオカムラと開発・製品化

三菱重工業(本社・東京、泉沢清次社長)はこのほど、オカムラ(同・横浜市、中村雅行社長)との共同開発で、倉庫の無人化物流ソリューションを製品化した。三菱重工グループの三菱ロジスネクストのレーザー誘導方式無人フォークリフトを、オカムラのパレットストレージシステムと連動。荷役業務の省人化のほか、収納効率の向上にも貢献する。
無人フォークリフトが搬送するパレットをストレージシステムのラックに入庫。ラック内では、シャトルがレーンの最奥部までパレットを搬送・格納する。出庫時も同様に、シャトルがストレージシステムまでパレットを自動で搬送し、無人フォークリフトが次工程まで運搬する。
有人フォークリフトでは作業が難しい高段を含めたラック内のシャトルの間口変更も自動で、人でを大幅に減らすことができる。作業量に応じたフレキシブルな運用も可能。大掛かりな設備工事が不要で、区画をまたいだレイアウトや複雑な形状の倉庫にも対応できる。
同ソリューションは埼玉県内の三菱ロジスネクスト「オンサイト研修センター」で展示中。稼働デモンストレーションを行っている。

無人Fとシャトルラックを組み合わせ荷役作業の省人化を実現