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22/01/20
OCHIS・オムロン、運転者の健康起因事故防止で起床時血圧に着目
ヘルスケアネットワーク(OCIHS、武田裕理事長)とオムロンヘルスケア(本社・京都府向日市、荻野勲社長)は2021年5~10月、トラックドライバーの健康起因事故防止に向けた研究を実施。このほど、起床時血圧に着目した対応が必要との結果をまとめた。
その結果、SAS(睡眠時無呼吸症候群)陽性者は、睡眠中の覚醒が多い、高血圧や糖尿病の持病が多い、睡眠や起床時の血圧が高いなどが判明。特に、起床時血圧が高く循環器系の疾患で注意が必要で、「今後は起床時血圧に着目した対応が求められる」(OCIHS)。
研究は、トラックドライバー21人が対象。事前のスクリーニング検査でSASの陽性者10人と陰性者11人に手首式血圧計とパルスオキシメータを装着し3日間の測定を行った。生活習慣や既往歴などを比較し、睡眠中の血圧と血中酸素濃度、心拍数を同時測定。どのような関連があるかを調査した。有効データとなった陽性者7人、陰性者7人は血圧比較も実施した。