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22/01/18

プロロジスら、人手不足解決へ「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」構築

 プロロジス(本社・東京、山田御酒社長)は2月1日、ホーム・コンビニエンスサービス「東急ベル」を手掛ける東急と輸配送管理システムと物流サービスを提供するウィルポートと協業し、東急線沿線エリアで、開放型ラストワンマイル配送サービスのプラットフォーム(基盤)サービスを開始する。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり消費拡大などの影響でラストワンマイル物流の需要が伸びているのを踏まえ、配送の担い手が不足している問題を解決する。
 新サービスはウィルポートが開発・提供する輸送管理システムを利用し、東急ベルの配送スタッフが配送を担う。配送拠点は東急の既存拠点を活用し、プロロジスがラストワンマイル拠点の整備・運営ノウハウを提供する。
 新サービスで利用するシステムは、ドライバーの空き状況確認や配車に加え、ドライバーの技能、研修履歴、車両整備状況などが一元管理できるクラウド型システム。3社が各ドライバーの配送状況をリアルタイムに把握し、配送技術を評価することで、適切かつタイムリーな配車と、配送品質の向上が可能になる。
 新サービスは2月1~2日に東京ビッグサイトで開催される「ロジスティクスソリューションフェア2022」のプロロジスの出展ブースで展示・紹介し、東急線沿線居住者向けの高品質な配送を希望する荷主企業と、他エリアで同様の展開に取り組むためのオペレーションパートナーを募集する。

「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」概要