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22/01/12

JR東グループら、駅の物流拠点化と「エキナカ」商品の宅配を実証

 JR東日本スタートアップ(本社・東京、柴田裕社長)は1月15日から、都内の品川駅で、駅の物流拠点化および「エキナカ」商品の宅配の実証実験を開始する。駅内の遊休スペースを宅配荷物の物流拠点として活用。これまで宅配が難しかった生のスイーツなども、ギグワーカーが配達する。
 ギグワーカーによるラストワンマイル輸送を手掛ける207(同・同、高柳慎也社長)と協業し、2月28日までの期間で実証する。配送範囲は、港区高輪2~4丁目、白金台エリアは港区白金台1~3丁目、品川区東五反田3~4丁目。
 駅内商業施設エキュート品川の一部店舗が対象で、エキナカからの近距離配送をギグワーカーが担う。繊細な生菓子や人気店の弁当など、通常は店頭でしか購入できない商品も宅配する。
 また、一般の宅配便荷物の物流拠点として品川駅を活用。エキュート品川の商品と宅配便荷物を共同配送し、物流費の低減を図る。JR東日本クロスステーション、ジェイアール東日本物流が協力。

 

駅を物流拠点としたラストワンマイル配送ビジネスのサービスイメージ