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22/01/05

三菱倉庫、国際輸送の「可視化」サービスを提供

 三菱倉庫(本社・東京、藤倉正夫社長)はこのほど、顧客に国際輸送の可視化サービスを提供する。輸送中の温度や湿度を監視し、高品質なグローバルサプライチェーンをサポートする。

 航空貨物の監視・追跡などを手掛ける米国のソリューション・プロバイダーOnAssetと業務提携。同社の最新デバイス「SENTRY 600 FlightSafe」を使い、貨物の位置情報や輸送中の温度、湿度、照度、衝撃、傾きなどを計測。計測したデータはクラウド上で確認可能。
 デバイスは、高速通信規格5Gをはじめとするさまざまなワイヤレス機能やセンサーを搭載。機能の拡張性にも優れ、国際的かつ柔軟に運用できる。欧米の無線基準に加え、日本国内の技術基準適合証明を取得。国際線を運航する航空会社の90%以上から機内への搭載を認められ、約160カ国で使用されている。

 三菱倉庫はアジア・太平洋地域におけるOnAsseの代理店として、精密機器・半導体素材などの高機能材料関連の顧客企業向けに同サービスを提供する。

 

ソリューションの概念図

5G対応のデータロガー・SENTRY 600 FlightSafe