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21/12/22

日野自、古河工場に架装工場を新設し「VQ」ラインアップを拡充

 日野自動車(本社・東京都日野市、小木曽聡社長)は2022年1月6日に、茨城県古河市の古河工場内に架装工場を新設する。メーカー完成車「VQ」のウイングバンラインアップを大幅に拡充。生産から架装まで一貫して行い、短納期を実現する。
 新たに、顧客ニーズの高いボデーの仕様とオプションを追加設定し、シャーシとボデーの組み合わせを現行比の約3倍に拡大する。これにより、大中型ウイングバンのバリエーションの役7割をメーカー完成車でカバーできるようになった。
 古河工場内で、グループの架装メーカーのトランテックスがシャーシから架装までを一貫生産。同一敷地内で生産を連動させることで、工場間の車両陸送をなくし納期短縮につなげた。従来は、シャーシを古河工場で生産し、その後、石川県白山市にあるグループ会社のトランテックス本社工場で架装していた。

 

 1月13日、中型トラック「レンジャー」のVQ仕様を発売する。標準ルーフ、リヤエアサスペンション、ウイングバン仕様で、価格は1313万7300円(税込み)。

 

「VQ」ウイングバン車両イメージ