CBcloud、物流インフラ強化に向け60億円の資金調達

　CBcloud（本社・東京、松本隆一社長）は12月17日、国内外の機関投資家や大手金融機関から総額約60億円の資金調達を完了したと発表した。新たなサービスの創出やマーケティング、人材採用などに活用する。
　12月17日、ピックゴーを活用した緊急・即日配送サービスを「PickGoエクスプレス」と再定義。従来の法人・ウェブ経由だけでなく、個人がスマートフォンのアプリから利用できるようにした。
　また、法人向けサービスを「PickGoエンタープライズ」と再定義。配送パートナーや鉄道、飛行機などの配送インフラや技術をフル活用し、顧客企業の個別ニーズに応じた物流を構築・提供していく。
　人材採用も加速する。今後の戦略方向性や、求める人物像について理解を深められるようオンラインMeet Upの開催を予定している。
　ピックゴーの個人パートナーは４万人、一般貨物の協力運行会社は1000社。今回の調達で、2016年9月からの融資を含む累計調達額は約80億円となった。今後も、プラットフォームをさらに強化し、パートナー企業と共に新たな価値を創出していく。