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21/12/21

佐川急便、福島市と災害時協定を締結

 佐川急便(本社・京都市、本村正秀社長)は12月16日、福島市と「災害時の支援物資の受け入れや配送に関する協定を結んだ。大規模災害発生時に所有する倉庫の提供や支援物資の管理、避難所への配送などの災害支援を行い、被災者の生活の安定を図る。
 同社は災害に備え、自治体との連携を強化している。日本各地での自然災害発生時にはSGホールディングスグループの各事業会社と連携し、被災地での復旧業務をサポートしてきた。7月の伊豆山土砂災害では災害協定を締結している静岡県の要請を受け、支援物資の集積拠点から避難所までの物資輸送などの災害支援を行った。
 福島市はこれまで地震、豪雨や台風による洪水、土砂崩れなどの災害への備えとして、他の行政機関や企業などと災害時応援協定を締結している。

(写真左から)梅木淳佐川急便南東北支店長、木幡浩福島市長

支援物資輸送業務の様子