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21/12/17

三菱ふそう、タジキスタンの医療支援で回診車10台を出荷

 

国際支援施策の一環として、タジキスタンに小型トラック「キャンター」を出荷

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、ハートムット・シック社長)はこのほど、タジキスタンに小型トラック「キャンター」の医療回診車を10台出荷する。政府開発援助(ODA)の国際支援施策の一環。医療回診車の運用を通じ、救急医療支援の強化に貢献する。
 今回納車する車両は4輪駆動のダブルキャブモデルで、基本的な医療機器を搭載できる専用のバンボディーを装備。バン後部にはストレッチャーに対応するスロープが取り付けられている。回診車としてだけではなく、緊急医療ケアを提供する一次診療所として、タジキスタンの都市部から遠隔地まで多様な環境下で運用される見込み。
 同社はこれまでも、ブルキナ・ファソ、ルワンダ、トンガなどに車両を提供し、ODA施策に携わってきた。今後もアジア最大級の商用車メーカーとして、世界の社会・地域の発展に尽力する。