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21/12/16

プラス、宮城・岩沼の物流拠点を再建し22年8月に稼働

  

 プラス(本社・東京、今泉忠久社長)は2022年8月、文具・オフィス家具卸販売の物流拠点「ジョインテックス東北センター」を宮城県岩沼市で稼働する。20年4月に火災の延焼で焼失した拠点を再建。約3億2000万円を投資し、東北6県と北海道に向けたサービスレベルの回復を目指す。
 所在地は岩沼市空港南3ノ2ノ35「プロロジスパーク岩沼1」の2階。総床面積は1万2153平方メートル。プラスの社内カンパニーのジョインテックスカンパニーが一般文具・OA関連用品・日用雑貨・食品・組み立て式家具などの約3万7800アイテムを取り扱う。
 同センターは13年8月に開設し、北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県への配送業務を担っていた。20年に入居施設の別棟で発生した火災で焼失以降、埼玉県の「東日本センター」に出荷元を切り替えて配送を継続してきた。
 新センターの稼働で配送時間は復旧し、東北エリアの翌日配送分の締め時間は最大5時間延長する。また、北海道の一部地域(札幌・函館を含む道南エリア)では翌日配送が可能となる。
 プラスは今回のセンター再建を機に高い安全性を確保し、物流作業・搬出入の高効率オペレーションを実現する。北海道・東北地方の顧客に向け、さらなるサービス向上と営業活動強化を図る。