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21/12/15

ルーフィら、モール型ネットスーパーで店舗間横断購入を開始

 ルーフィ(本社・東京、渡辺泰章社長)とEC(電子商取引)サイト開発のディエゾン(同・同、正古明代表取締役)はこのほど、モール型ネットスーパーで店舗間を横断して商品を購入できるサービスを開始した。複数の店舗の商品を一括決済・一括配送することで、利用者の利便性を高める。また出店者の初期費用低減にもつながる。
 マルクトは、地域にある複数の店舗が加盟することで仮想のショッピングモールを形成し、一括決済・一括配送を可能とするサービス。
 利用者には、決済・受け取りが一括で可能となる上に、共通ポイントなどが付与されるメリットを創出。出店者は、ネットスーパーを低価格でスタートできる上、配送などの物流面でもマルクトに任せられる。

 

 まず都内大田区、目黒区、世田谷区の一部地域からスタートし、23区内に順次拡大予定。現在の加盟店舗は、ピーコックストア石川台店やスギ薬局石川台店など5店舗。
 従来のネットスーパーは、個別で運営しているため、品ぞろえの制限や配送網をどうするかなどの課題があった。マルクトは、共同型のネットスーパーを展開することで、課題を解決し、地域活性化に貢献する。