• 物流企業

21/12/10

NTTロジ、CO2排出量削減シミュレーションサービスの提供開始

 NTTロジスコ(本社・東京、中江康二社長)はこのほど、物流領域の二酸化炭素(CO2)排出量を算出し削減方法を提案する「CO2排出量可視化ソリューション」の提供を開始した。3PLサービスを利用する顧客に提供し、物流分野でのCO2削減の取り組みをサポートする。
 輸配送や倉庫での活動で、必要なデータを収集し算出する。輸配送の重量や距離、倉庫の入出荷量など、拠点でのエネルギー使用量を収集。
 経済産業省が出している温室効果ガス排出量の算定に関するガイドラインに準拠して算出。算出項目は、顧客の要望に合わせて調整も可能だ。結果は、基本的には4半期ごとに、決められたレポート形式で報告する。
 改善提案も行う。NTTロジが提供する共同配送やモーダルシフト、こん包材などの見直し、ネットワークの再検討などを実地した場合の排出効果をシュミレーション。荷主企業のCO2削減に向けた検討に役立ててもらう。

「CO2排出量可視化ソリューション」概要図