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21/12/07
経産省、燃料高騰で激変緩和策
経済産業省は来年3月末まで、燃料価格の激変緩和対策を行う。ガソリン価格がリッター170円を超えた場合、国が石油元売りに最大5円を補助する。卸売価格を抑えることで小売価格の抑制につなげる。
2021年度補正予算で800億円の対策事業費を計上した。新型コロナウイルス感染拡大から経済回復を図る中、原油価格高騰が重しとなることを防ぐ。時限的対策。
対象の燃料はガソリン、軽油、灯油、重油の4種類。ガソリン価格が一定水準を超えた場合に補助金を支給し、小売価格の値上げ幅を最大5円抑制する。経産省は遅くとも12月中に開始する方針で、期間中に基準価格が下回った際は対策を停止する。