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21/12/02

鴻池運輸、再エネ電力調達マッチング事業参画事業者第一号に認定

 鴻池運輸(本社・大阪市、鴻池忠彦社長)は11月11日、大阪府と大阪市が実施する「再エネ電力調達マッチング事業参画事業者第一号」の認定を受けた。脱炭素化への積極的な取り組みが評価された。
 同社は、2021年2月に「再エネ電力調達マッチング事業」に需要家企業として参画。その後、大阪府内5拠点でバイオマス発電由来のFIT電気への切り替えを順次開始。6月までに完了した。この再エネ電力への切り替えによる 二酸化炭素(CO2)削減量は、5拠点で年間44トンを見込んでいる。
 再エネ電力調達マッチング事業は、大阪府・大阪市が共同で設置する「おおさかスマートエネルギーセンター」が主体。同センターが「おおさかスマートエネルギープラン」に基づき、再生可能エネルギーの普及拡大や省エネルギーの推進に向けて実施するさまざまな取り組みの1つとして進められている。大阪府内で再エネ電力の利用を検討している事業者や団体などを調査し、全国の再エネ発電事業者とのマッチングを促進するもの。
 KONOIKEグループは今後も、省資源、省エネルギーに努め、再生可能エネルギーの導入などの脱炭素に向けた取り組みを積極的に進めていくとしている。

「再エネ電力調達マッチング事業」スキーム