• 物流企業

21/12/02

日本郵便、ドローンとロボットを連携した配送試行を実施

 日本郵便(本社・東京、衣川和秀社長)は12月1日、東京都奥多摩町留浦地区の奥多摩郵便局配達区内でドローンと配送ロボットを連携した配送試行を開始した。先端技術を活用し、中山間部への省人化配送モデルの確立を目指す。

ドローン

 荷物を奥多摩郵便局から配達車両でドローン中継地点まで運搬する。中継地点から配送エリアまでの約2キロメートルをドローンで運び、連携機構が荷物を受け取り配送ロボに積み替える。配達先までの約0・2キロメートルを配送ロボが運搬する。
 ドローン単体では配送が難しい中山間地で、配送ロボと連携し郵便物などを運搬する。人力での配送能力を維持することが難しい地域で、省人化配送モデルの検証を行い、輸送モデルの確立につなげる。

 

配送フロー