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21/12/01

ボルボ・トラック、大型トラックをリニューアルしカーゴタイプも投入

 ボルボ・トラック(本社・スウェーデン、ロジャー・アルム社長)は11月29日、大型車ラインナップ「ボルボFH」をリニューアルし、カーゴタイプも追加した。キャブを大幅に刷新し、先進的な安全・環境機能を搭載。キャビン周りの快適性を高めることで、物流企業の人手確保に貢献する。
 運転席正面の計器類を表示するディスプレイは、運転状況に応じてモード切替可能。サイドディスプレイは、さまざまな情報にタッチ操作で簡単にアクセスできる。またオプションでフルエアサスペンションを導入することで、長距離運転での身体の負荷や、荷物へのダメージを軽減する。
 13リットルエンジンと、自動制御のIーシフトトランスミッションを組み合わせ、高い燃費効率を実現。エンジンを止めても使える冷暖房を備え、アイドリングストップが可能。燃費向上と二酸化炭素(CO2)削減の推進に貢献する。
 また、Iーシフト・デュアルクラッチがオプションで搭載されており、動力を中断することなくギアチェンジが可能。ギアチェンジの際に貨物が移動するのを最小限に抑えることができるため、液体貨物の輸送などに特に有効的だ。
 主な型式と最大積載量は、セミトラクタタイプで、「FH4×2」が最大積載量11・5トン、「FH6×4」同18トン。カーゴタイプが、「FH6×2」が同16・2トンなど。