• 物流企業

21/11/30

日通、モーダルシフト取組優良事業者賞を2部門で受賞

11月25日に行われた表彰式の様子(写真中央=日本物流団体連合会の池田会長、写真左側=日本通運の戸田執行役員)

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は、日本物流団体連合会の令和3年度モーダルシフト取り組み優良事業者賞の2部門を受賞した。幹線区間における貨物総輸送量のうち、鉄道・海運の利用比率が4割超を達成したことや、ウレタン・ゴム製品の輸送をトラックから鉄道へモーダルシフトしたことが評価された。
 有効活用部門を受賞した愛知県から岩手県へのウレタン・ゴム製品の輸送では、従来、長距離輸送を行っていた顧客3社に鉄道輸送への転換を提案。共同輸送を実施したことで、二酸化炭素(CO2)排出量の削減やドライバーの運転時間を年間1500時間程度削減することに成功した。また、このモーダルシフトにより、自動車部品専用列車の空き部分に貨物積載が可能となり、物流の効率化も実現した。