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21/11/25

日通、上海外高橋港総合保税区で組み立て加工業務ライセンスを取得

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)の現地法人上海日通国際物流は10月25日、上海外高橋港総合保税区内での組立て加工業務ライセンスを取得した。上海近郊の消費者により近い場所での組み立て加工を望む顧客の声に応えた。

上海外高橋港総合保税区ゲート

事務所エントランス

 中国では香港、マカオと一部の特殊総合保税エリアのみで組み立て加工が認められており、上海外高橋総合保税区内でのライセンス取得は物流業者では今回が初。顧客の要望に応じて化粧箱への商品の詰め合わせや、設備本体へのパーツの取り付けなど多様なサービス・付加価値を提供する。消費者への輸送コストの削減とリードタイムの大幅な短縮も実現した。
 同社は、今後もグローバルネットワークを生かした国際輸送に加え、中国での物流機能をさらに拡充していく。