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21/11/22

スズケン、和歌山事業所を新設し最適な営業・物流体制を構築

 医薬品卸大手のスズケン(本社・名古屋市、宮田浩美社長)は11月下旬、和歌山県の2つの支店を統合し「和歌山事業所」として稼働する。和歌山市の和歌山支店と紀の川市の紀北支店を1つの社屋に統合し業務の効率化を図り、顧客のさまざまな配送ニーズに対応可能な体制を構築する。
 新事業所の所在地は和歌山市加納295ノ15。物流の前線拠点として1万1000品目の在庫能力を有し、受注から納品までのリードタイム短縮が可能となる。また、津波被害予測の低い用地へ移転し、自家発電機を設置。和歌山県のBCP(事業継続計画)対応拠点としての役割も果たす。
 和歌山支店は11月22日から、紀北支店は29日から業務を開始。12月6日には、御坊市の御坊営業所を和歌山支店と田辺市の田辺支店に統合する。支店の移転や営業所の統合により、最適な営業・物流体制を構築を目指す。