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21/11/04

オカムラ、12月に「大阪物流センター」を稼働

 オカムラ(本社・横浜市、中村雅行社長)は12月、兵庫県尼崎市に「大阪物流センター」を稼働する。関西エリアの物流拠点を移転集約し、2050年の二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロに向けた取り組みを推進する。
 所在地は、兵庫県尼崎市東海岸町27―1「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」。阪神高速道路湾岸線東海岸インターチェンジ(IC)から約1キロメートル。敷地面積は約2万5803平方メートル。鉄骨造2階建。延床面積は約2万9436平方メートル。
 施設を所有する日鉄興和不動産が太陽光発電事業者と連携。太陽光で発電した電力と合わせて、追跡付きの「FIT(固定価格買い取り制度)非化石証書」を使用できる。企業活動で発生するCO2を環境価値で相殺する「100%CO2フリー電力供給」の実現でCO2排出量を100%削減する。年間CO2排出削減量は約150トンとなる。
 オカムラグループは、50年のCO2排出実質ゼロを目指し、30年度のCO2排出量削減目標を20年度比50%に設定。50年のカーボンニュートラル実現に向けて取り組みを進めていく。