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21/11/04

JR東ら、12月10日から埼玉エリアで「はこビュン」の荷量拡大

 

函館エリアの鮮魚類(イメージ)

 JR東日本およびJR北海道は12月10日、北海道函館産の鮮魚などを東北・北海道新幹線で輸送する「はこビュン」のサービスを拡大する。一部の上り列車で、さいたま市の大宮駅での停車時間を延長。荷物の取り下ろし量を増やし、埼玉エリアの生鮮食品ニーズに応える。
 生活者や小売業の物流拠点が多い埼玉エリアの需要に対応する。対象の新幹線は、大宮駅停車時間が従来の約1分から約5分に延びる。ただし、乗客の利用が多く見込まれる年末年始などは、停車時間の延長は行わない。
 

東北・北海道新幹線「はやぶさ」(イメージ)

 12月10日以降、午前7時38分に新函館北斗駅発の「はやぶさ14号」「こまち14号」は、11時39分に大宮駅着で、5分後の11時44分に出発。午後12時8分に東京駅に到着する。
 午前9時35分に新函館北斗駅発の「はやぶさ18号」「こまち18号」は午後1時39分に大宮駅着。5分後の1時44分に出発し、2時8分に東京駅に到着する。
 JR東日本およびJR北海道は「はこビュン」の展開を通じ、新たな輸送ビジネスの構築と地域産品の流通拡大による地方創生を目指している。今後、大宮駅での新幹線荷物輸送の拠点化を進め、輸送量・頻度の拡大のほか、新たな荷主の獲得・商圏の開拓に取り組む。