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21/11/01
プロドローンら、愛知県で冷蔵品のドローン配送実証実験を実施
産業用ドローンシステムの開発・製造を行うプロドローン(本社・名古屋市、戸谷俊介社長)は9月10日、名古屋鉄道と愛知県新城市で冷蔵食料品をドローンで配送する実証実験を実施した。過疎地域への配送効率化や災害時の孤立対応など、山間部の物流課題解決につなげる。
地域の宅配を行う生活協同コープあいちと連携。卵や豆腐などの冷蔵品約3キログラムをドローンに乗せ自動運航で2・2キロメートル先の民家へ約7分で配達した。
運行経路は、中日本航空が作成した空の3D地図を活用し、河川上空をドローンハイウェイとして設定。宅配トラックの配送の一部をドローンで代替配送した。
使用した機体は「PD6B—Type3」で、高い安全性が求められる国土交通省の飛行許可申請レベル3に対応している。
全国的にネットスーパーの利用者が増加する一方で、ドライバー不足が問題となっている。過疎化が進む地域では配達の効率化が課題となっている。プロドローンは、ドローン物流の配送効率化を目指すとともに、災害時物流への対応につながるような商品開発を進めていく。