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21/10/28

極東開発、新型のピストン式コンクリートポンプ車を11月発売

ピストンクリートPY140-36A

  極東開発工業(本社・兵庫県西宮市、布原達也社長)は11月1日、新型のピストン式コンクリートポンプ車を発売する。圧送能力の向上とユニットの最適化で、現場での作業効率と実用性をさらに高めた。
 新機種は「「ピストンクリートPY140-36A」。2012年発売の「PY125-36A」をモデルチェンジした。メインポンプを電気制御式にし、最大吐出量・最大出力ともに約11%増。実用域の吐出能力も大幅に向上し、作業時の二酸化炭素(CO2)排出量削減に貢献する。
 また、IoT(モノのインターネット化)を利用した管理支援システムで、メンテナンスの合理化とトラブル発生時の対応の迅速化を図る。
 IoTによる管理支援システムを搭載し、車両の稼働状況を記録・蓄積。データを活用して顧客に適切なメンテナンスを提案する。このほか、独自開発の制振装置で打設作業の耐久性を高め、オペレータの負担を低減。水タンク容量は従来機より約63%増で、作業後の洗浄時の利便性を向上した。
 希望小売価格は9000万円(税別、シャシ価格込み)。年間販売目標20台を目指す。問合せ先は、各地の営業所となっている。