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21/10/26

トヨタL&F、新型電動トーイングトラクターを発売

電動トーイングトラクター「3TE25」

 

 豊田自動織機(本社・愛知県刈谷市、大西朗社長)のトヨタL&Fカンパニーは10月25日、新型電動トーイングトラクター「3TE25」を発売した。エンジン車と同等の走行性能を備えることで電動化ニーズに応え、空港などのカーボンニュートラルに貢献する。
 3TE25は、高効率モーターとドライブユニットを搭載。けん引力・走行速度・登坂能力などエンジン車と同等の走行性能を実現した。高容量バッテリーの採用で長時間の連続稼動が可能となった。
 取り扱い貨物が多く走行条件の厳しい大規模空港での電動化ニーズにも対応。さらに、ボンネットタイプフレームの採用や高い耐水性で、エンジン車と同様に屋外でも利用できる。メーカー希望小売価格は768万円。
 近年、空港施設・空港車両からの二酸化炭素(CO2)排出削減に向けた取り組みが始まっている。同社では今後も、ニーズに応える製品を開発して最適な物流環境の構築をサポートし、脱炭素社会の実現に向けて貢献していくとしている。