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21/10/22

極東開発、大型リヤダンプがグッドデザイン賞を受賞

 

グッドデザイン賞を受賞した「10トン大型リヤダンプトラック耐摩耗

 

 極東開発工業(本社・兵庫県西宮市、布原達也社長)はこのほど、「10トン大型リヤダンプトラック耐摩耗鋼板仕様」が「2021年度グッドデザイン賞」を受賞した。高強度耐摩耗鋼板の採用による強化柱の削減と曲面を用いたボデーの一体化構造がデザイン性だけでなく工学的な点で高く評価された。
 

サイドパネル(左)とテールゲート(右)

 

 昨年12月に発売した10トン大型リヤダンプトラック耐摩耗鋼板仕様はボデーに高い硬度と靭性を持つ「HARDOX(ハルドックス)」を採用。また、ホイストメカとボデー主桁の改良などにより硬度の向上と軽量化を両立させて最大積載量10トン以上を確保し、輸送効率の向上を実現した。車両軽量化の実現で空荷状態における燃費向上につながり、環境性能も向上させた。
 「2021年度グッドデザイン賞」受賞に加え、グッドデザイン賞の中で特に優れた100件に与えられる「グッドデザイン・ベスト100」にも選出された。