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21/10/15

日通、国内の最適輸送モードの一括検索「ワンストップ・ナビ」を開始

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は10月14日、国内の最適輸送モードを一括検索できる「ワンス トップ・ナビ」のサービスを開始した。自社の輸送網を駆使し、顧客に最適な輸送モードを提案する。
 ワンストップ・ナビは、PCやスマホ、タブレット端末で利用可能。発着地・個数・重量を入力するだけで、運賃やリードタイム、さらには二酸化炭素(CO2)排出量など、利用可能な輸送モードを瞬時に比較・検討できる。
 特にCO2排出量については、輸送ごとに異なる集配距離を地図データと連携して距離を計算し、正確なCO2排出量を算出する。この仕組みは物流業界で初めて第三者機関による検証を受けており、算出されたCO2排出量データは行政などへの公的な手続きに利用可能。
 同社は今後も、物流において環境負荷軽減を進め、省資源・循環型社会を構築し、持続可能な社会の実現に積極的に取り組んでいくとする。