ヨコレイ、千葉市に関東地区の東の拠点を新設へ

 

 

　横浜冷凍（本社・横浜市、松原弘幸社長）は2023年２月、千葉市に「千葉リサーチパーク物流センター」をしゅん工する。首都圏の東の拠点として活用し、首都圏から北関東までをカバーする広域物流ネットワークの完成につなげる。
　所在地は千葉市若葉区上泉町958ノ10。東関東自動車道の佐倉インターチェンジから約 ６キロメートルに立地。敷地面積は１万97481平方メートル。鉄筋コンクリート３階建てで、一部鉄骨造。延べ床面積２万5135平方メートル。
　省人化・省力化に特化した、地球に優しい最新鋭の次世代型冷蔵倉庫で、作業用ロボットを使用したデバンパレタイズシステムを導入。荷降ろし後の貨物の運搬からパレットへの積み上げ、フィルムこん包までの一連の作業を完全に自動化する。
　また太陽光発電システムと大容量リチウムイオン蓄電池を導入し、蓄電による冷蔵倉庫の冷却を行う。平常時だけでなく災害等の非常時にも、同センターで発電したエネルギーで倉庫内の冷却が可能。
　同社はすでに圏央道沿いで６カ所・計約14万トンの冷蔵倉庫を展開している。新センターが関東地区の東の拠点として加わることで、首都圏から北関東までをカバーする広域物流ネットワークが完成する。