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21/10/11

名門大洋F、来年3月就航の新造船は「フェリーふくおか」

「フェリーふくおか」命名・進水式

 名門大洋フェリー(本社・大阪市、野口恭広社長)は10月8日、新造船を「フェリーふくおか」と命名した。新造船は2022年3月下旬から、大阪南港~北九州・新門司港間で運航する。
 命名・進水式を山口県下関市の三菱重工業下関造船所で行った。2002年から就航してきた「フェリーふくおかⅡ」の代替船で、都市名の「ふくおか」を継承した。
 全長195メートル、全幅27・8メートルで約1万5400トン。トラック積載台数は約162台。二層同時荷役方式の採用で荷役時間を短縮し、ドライバーズルームの個室化も進めた。排ガス中のSOx(硫黄酸化物)を低減するスクラバーも搭載し、利便性と環境性能を両立した。