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21/10/11

トナミHD、大阪府箕面市に京神倉庫の新支店を開設

京神倉庫箕面支店 外観

 

 トナミホールディングス(本社・富山県高岡市、綿貫勝介社長)は10月、大阪府箕面市にグループ会社京神倉庫の箕面支店を開設した。大阪府下の倉庫機能を充実・強化し、事業の成長を図る。
 京神倉庫箕面支店の所在地は箕面市森町西2ノ2ノ22。敷地面積は7523平方メートル。鉄骨造4階建てで、延床面積は1万2674平方メートル。耐震・耐火構造。倉庫部分は3層。一般ドライ倉庫、低温倉庫(5℃~18℃)、冷凍倉庫(マイナス25℃)で3温度帯に対応。
 新名神高速道路の箕面とどろみIC(インターチェンジ)から2キロメートルの立地。京阪神地区へのアクセスに優れ、東海、中四国、北陸の各エリアへの配送にも適する。
 1階トラックバース高床式で、大型車両9台が接車可能。ドッグシェルター4カ所のほか、ドッグレベラー2基、貨物用エレベータ1基、垂直搬送機2基を設置。また、BCP(事業継続計画)対応として非常用自家発電装置を備える。全館LED照明を採用。
 今回の拠点新設はグループ中計の重点戦略の一環。大阪府下の拠点拡充のほか、一部施設の老朽化への対応、自社物件比率の向上を目的に、新規流通センターの開発を進めている。