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21/10/06

日通、上海応用技術大学と専門人材育成で産学連携開始

(左:杉山常務執行役員と上海応用技術大学の郭慶松書記)

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は9月14日、上海応用技術大学と産学連携を開始した。社会貢献ができる物流人材や鉄道分野での専門人材の育成を目指す。
 同大学は鉄道交通学科がある全日制一般大学。科学技術や教育に関連する賞を数々獲得しており、社会と企業に必要とされる人材を育成している。
 日通では、これまでも物流を通じて地域の発展や、文化交流を推進してきたが、この度、上海市人民対外友好協会の紹介により同大学との産学連携が実現した。
 また、同日には「通運友好奨学金」の授与調印式と杉山常務執行役員の兼任教授任命式が行われ、その後、学生に向けて中国発欧州向けクロスボーダー鉄道輸送についての講座も実施された。
 同社は「物流業界で活躍できる人材の育成の一助となるべく、今後もアジア地域での社会貢献活動に積極的に取り組んでいく」としている。