• 物流企業

21/10/01

リベロ×SBS、プラットフォーム連携で全国の仕事が受託可能へ

  部屋探しや引っ越しなど新生活にまつわるサービスのプラットフォーム(基盤)を提供するリベロ(本社・東京、鹿島秀俊社長)はこのほど、SBSロジコム(同・同、鎌田正彦社長)と協業し、相互の持つデジタルプラットフォーム(基盤)を連携させる。引っ越しと求荷求車をつなげ、全国エリアや大型案件の受託も可能にする。
 リベロの提供する「ハコプラ」とSBSロジコムの「イゴーク」を連携する。繁閑の差が大きい引っ越し業界では、閑散期に人材や空き車両を活用するためさまざまな物流事業を手掛けている。ただ自社で運べるエリアや荷物量に限界があり、新規顧客の開拓は難しかった。
 イゴークは全国400社の物流企業からなる配送網を持つ。家具・家電などのツーマン配送やSBSグループのネットワークを生かした大量輸送や緊急配送が強みとなっている。
 ハコプラとイゴークを連携することで、これまで対応できなかった全国配送や大型案件を受注できるようになる。両社は、今後も参加企業を増やし、利用者の利便性を高めていく方針だ。