• 物流企業

21/09/29

阪急阪神エクス、シンガポール現地法人がインド支店開設

インド支店事務所入居ビル外観

 阪急阪神エクスプレス(本社・大阪市、谷村和宏社長)のシンガポール現地法人HANKYU HANSHIN EXPRESS SOUTHEAST ASIAは10月1日、インドのデリー首都圏で「南アジア開発室(インド支店)」の事業を開始する。成長市場のインドと周辺諸国の市場開発を行い、南アジア地域での物流ビジネス拡大を目指す。
 インド支店には日本人マネージャー以下3人を配置。インドやスリランカなど周辺国の市場調査や顧客・取引先の情報収集、事業機会につながる情報の極内提供などを行う。インドの国内拠点はこれまでインド現地法人が開設したものと合わせて13拠点。
 同社は南アジア地域を重点投資エリアと捉え、インドの消費拡大に伴い増加する輸出ビジネスや、インド発米国・中東・欧州・アフリカ向けの輸出ビジネスの拡大を目指す。また、ヘルスケア産業への参入やコールドチェーン(低温輸送網)の構築に挑戦していく。