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21/09/29
佐川急便、山陽・九州新幹線の貨客混載へ10月に実証実験
佐川急便(本社・京都市、本村正秀社長)は10月1日、鹿児島中央駅~新大阪駅間の貨客混載輸送の実証実験を行う。鉄道輸送の定時性・速達性・ネットワーク性を生かし、新しい価値の創出を目指す。
JR西日本(同・大阪市、長谷川一明社長)、JR九州(同・福岡市、青柳俊彦社長)と連携し、受託した荷物を山陽・九州新幹線で輸送する。佐川急便の荷物を山陽・九州新幹線の車内販売準備スペースに設置。駅間輸送は鹿児島中央~博多はJR九州グループ、博多~新大阪はJR西日本グループが請け負う。また、集荷先から駅まで、駅から配達先までの配送は佐川急便が担う。
佐川急便はこれまでに、JR九州と共同で博多駅~鹿児島中央駅間の貨客混載輸送を事業化済み。今後、JR西日本と新大阪駅~博多駅間での事業化も検討する。