• 船・鉄道

21/09/29

名門大洋F、2022年3月に新造船2隻を就航

 大阪南港~北九州・新門司港間を運航する名門大洋フェリー(本社・大阪市、野口恭広社長)は10月8日、山口県下関市の三菱重工業下関造船所で新造船の命名・進水式を行う。環境への配慮やサービス強化を図った設計で2022年3月に就航する。
 「フェリーふくおかⅡ」の代替船で、全長は195メートル、全幅は27・5メートルで約1万5400トン。トラック積載台数は、12メートル換算で162台と従来船に比べ約1・5倍拡大した。
 二層同時荷役方式の採用で荷役時間を短縮。ドライバーズルームの個室化も進めた。環境規制に則り、排ガス中の硫黄酸化物を除去するスクラバーも搭載。利便性と環境性能を両立した船になっている。