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21/09/28
日通、上海発大阪・神戸向け混載サービス「関西特快」販売開始
日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は9月18日、上海発大阪・神戸向けの高速フェリーを利用した混載サービス「関西特快」の販売を開始した。上海浦東空港の貿易体制強化による航空輸送力低下や、コンテナ船の混雑による遅延で高まる小口混載輸送へのニーズに応える。
関西特快は、上海CFS(コンテナフレイトステーション)から、大阪・神戸CFSを最速5日間で結ぶ混載便のサービス。高速フェリーの利用で、定時性が確保できるのも強み。またグループによる発着一貫輸送体制で、安全性を備えた高品質な輸送サービスを提供する。運航は火・土曜日の週2便。新鑑真・蘇州号を利用する。
航空輸送やコンテナ輸送を補完するBCP(事業継続計画)に対応の商品として開発した。日通は、「今後も総合力を生かした新たな輸送商品を開発し、顧客に貢献する」とする。