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21/09/22

三井物産G、食のEC需要を取り込む3事業を展開

 三井物産の傘下で食のEC(電子商取引)セレクトショップを展開するリテールデジタルソリューションズ(本社・東京、近藤安徳社長)は、食の通販需要を取り込む3事業を展開する。販売、物流、マーケティングをそれぞれ展開。相乗効果で、食の通販に特化した成長を図る。
 年内に食のECセレクトショップ「♯OIC」から普段の食事に特化した「FooDo」へブランドをリニューアルする。利便性の高いミールキットの販売などサービスを拡充。忙しい平日に、考えずに食事の準備ができるを切り口にサービスを展開する。
 また、2022年3月から首都圏を中心に生鮮品の3温度帯同こん配送や定期便などのフードサービスを開始する。東京都平和島に約6600平方メートルの食品特化型フルフィルメントセンターを稼働する。常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応可能で、通販事業者は入庫するだけで、物流サービスをワンストップで利用できる。

 また食に特化した販売マーケティング事業も展開。ソフトバンクグループと連携した顧客情報の分析や、小売りに特化した広告サービス、コンサルティングなどのマーケティング事業も展開していく。
 3事業を一体で展開することで、食の販売のデジタルトランスフォーメーションを進め、顧客のEC事業を多方面から支援していく。