- 物流企業
21/09/17
鈴与、事業継続マネジメントの格付で4回連続の最高評価
鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)は今年8月、日本政策投資銀行の事業継続マネジメントの格付融資制度で、4回連続の最高評価を受けた。「防災及び事業継続への取り組みが特に優れている」と評価された。4回連続の最高ランク取得は、東海地区の企業では初。
同社は①「鈴与グループ危機管理委員会」を通じて防災・事業継続の推進体制を構築し、拠点巡回でグループ全体の事業継続対策を底上げ②各拠点で衛星電話・MCA無線などを確保し、通信に関する訓練で有事の実効性を向上③行政機関や港湾関係企業と連携し、国際拠点港湾の清水港の災害対応力に貢献ーーなどで、事業継続マネジメントに取り組んでいる。
同融資制度は日本政策投資銀行が独自に開発した融資メニュー。防災および事業継続への取り組みに優れた企業を評価・選定する専門手法を導入している。鈴与は前回に引き続き、同格付の最高評価に基づく融資を受けた。